協会の理念
トレーラーハウスの起源はアメリカで、今から100年近くに前にキッチン・ベッド・トイレ・シャワーのある移動可能な住居として登場しました。住宅の一部として広く受け入れられたので全米各地には膨大な数のトレーラハウスビレッジ(集落)が整備され、約2000万人が居住していると言われております。
一方、日本では法律的な扱い(自動車か建築物か)が明確でなかったので市場の発展が遅れましたが、1997年にトレーラーハウスは「建築基準法第2条1号の規定する建築物には該当しないもの」として法的整備がされました。それ以降、震災時の仮設住宅や建物が建てられない市街化調整区域での事務所利用などで多く利用されるようになりました。最近では、店舗・ホテル・セカンドハウス等々の様々な場面で日本独自の発展を遂げております。
私たちはこれらの経緯を踏まえて、日本におけるトレーラーハウスの大前提となる「車両を利用した工作物」として“建築基準法”と“道路運送車両法”に準拠した設置や運搬を遵守すると共に、当協会員のモラル向上と法令遵守を徹底して業界全体の発展を心掛けていきます。
協会の取組
この新しい協会の設立にあたり、私たちは以下の項目に重点を置いて活動してまいります。
1. トレーラーハウスの技術革新と品質向上の推進。
2. 業界の認知度とイメージ向上への広報活動の強化。
3. 業界関係者や他団体との新しい協力体制の構築。
4. 関係省庁へのトレーラーハウス業界としての政策提言。
5. 環境保護とエコフレンドリーな取組の促進。
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